キャプテンアメリカはここに

ADHDのアメリカ人の旦那と、息子と私の3人家族の日常

保健センターでの発達相談のはなし

はじめて保健センターで発達相談をさせてもらったのは、息子が一歳半のときでした。
一歳半健診のときに、「気になるようなら先生に見てもらいましょう」と、保健師さんにお声をかけていただいて、そのままお願いする形でした。

健診の待ち時間を、息子は絶対に大人しく待てませんので、大体健診受け付け時間の10分前くらいには行くようにしているのですが(そうすると検診前の待ち時間は大体0でいけます)、発達相談は一人に割く時間も長いので、あとからお願いした私としては結構待つことになってしまいました。

あるあるだと思うのですが、その待ち時間ですよ。他のお子さんたちは、みんなお母さんの膝の上やすぐ横で大人しく待っているのに。我が息子は走りまわって行きたいところにいって、絵本を引きずりだしてしまわずにまたどこかへ。追いかけるとまた余計に逃げまわる。

もちろんみんながみんなお母さんの近くで大人しくしているわけではないと思うのですけれど。自分の子ばっかりに思えてくる。だから、うちのこも呼んだら静かに一緒に座ってくれないかなって、意地になって座らせようとする。でも無理。そして泣きわめかれる。
こっちが泣きたい。こんなとき周りの目がとても嫌だったりする。泣いてる子がいるから、それを見るのは至極当然なことなんだけれど(遠いとこから私もやることがある)、見られると、可哀想がられていると被害妄想に陥る。頑張れの視線だったりすることも分かってはいるが。
私は他のお子さんで泣いてる子がいても、近くだったらあんまり見ないようにする。お母さん気にするかなって思ってしまう。
気分が元気なときは大丈夫。どうしよって、不安な時に周りの視線は痛い。

順番になって、部屋にはいると息子は目に入ったおもちゃに一目散。私は机で先生と、息子を見ながらお話。保健師さんが息子の相手をしてくれる。

私の場合は、息子が生まれる前からパパがADHDだとわかっていたし、パパ家族はADHD一族なので、まぁ息子もそうであろうという、予見がありましたので、なにもないところから空前の霹靂みたいに、「この子、発達障害かも!?どうしよう!!」みたいな心のパニックはありませんでしたが。あぁ、この行動はそうなのかなぁ。これもそうかなぁ。と、じわじわくることはありました。

相談して先生から言われたことは、息子の様子をみていると、そんなに気になることもなさそう、ということでした。先生はとても感じが良く、自分も心が軽くなったので相談して良かったと本当に思いました。

ただ、思うに、一歳半くらいならADHDの傾向を持っている子はたくさんいるということで、そもそも診断もつかないし、無駄にママたちの不安を増幅させるようなことは言わず、気にするほどではないと言うしか、この段階ではないのではないかなと。そう推測するわけです。

二歳になるころに2回目の発達相談をうけさせてもらったのですが、またまた息子はおもちゃからおもちゃへ、ヒラヒラヒラーと華麗に移動するわけです。でもいろんな子供をみている先生からしたら、そんなに気にするほどではないと。ADHDの子はもっとすごく動き回ると。そうお話してくれつつ、「気になるようならまた定期的に見ていきましょう」と。そして、色々具体的にアドバイスをして下さって。また、優しいんですよ。頑張ってるねって言って貰えるんですよ。未就学児の発達相談は、ママのフォローに重きを置いているんだろうなと思います。気持ちがとても軽くなりました。アドバイスにより、不安がいち消しに消し。
何か怪しい、どうしよう。なら相談してみることをオススメします。
現在二歳過ぎて、段々ママとしても息子の扱いに慣れてきたり、心に余裕も出てきたので、次の相談は少し先でもいいかなと思っているところです。幼稚園とか、集団生活のなかに入って徐々に頭角を表して来るのではないかと。あらぬ心配をうっすらしてはいますが。なるようになりますかね。ケセラセラーです。

へんなまとめになったなぁ。
きょうはこのへんで失礼します。