キャプテンアメリカはここに

ADHDのアメリカ人の旦那と、息子と私の3人家族の日常

パパのお財布の件で警察に電話をする


外出するときはほとんどママと一緒に出たがるパパであるが、

今回の財布の件では、一人で交番に行って、一人で遺失物届けを提出した。

(ママは働きはじめて、家にいないので)

えー!えらいやないかーーー!

最後に使った所を思い出して、と私からパパに言いかけたところで、奴は怒って語気をあらげたので、

私も探してやる気が失せ、

家にあるのだと言い張るのだから、

だったら家にあるでええわー何やのー

との思いを心に秘めながら

家中を探した。
けど、(もちろん)無かった。

でも、一人で交番に行ったみたいだから、

えらいなーと思って、
それやったら、私も助けたろう思って、

遺失物センターに電話したさ。

ネットの遺失物検索は、反映されるまでに時間がかかるでの。電話の方が早い。

無くしたのがおそらく土曜日?で、気づいたのが月曜日。

奴が交番にいったのは水曜日?で、

情を出して私が電話したのが木曜日。

この時間差。

大事な財布を無くしたってのに、のんびりー。

電話口では、元気なおじさんが出てくれて、

はいー!どしましたー?だって。

検索をかけてくれた。

が。

やっぱり、なかった。

今回はいよいよ、お財布は届けられなかったようだ。

間違った人に拾われたらしい。悲しい。

出てくるといいな。お金はなくなってもいいから、色々のカードとか。保険証とか。在留カードとか。

この手続き、全部奥様がやるのよね。しんどいのよね。
自分のことじゃないのに、一つ一つやらんといかんの、地味にくるのよね。

でも、パパは無くしたことにダメージを受けているのか、受けていないのか。
わりと普通。

死にゃーせん。

お金ってただの紙切れよね。

生きてればいいんよ。(大きい)

財布なんてきっと彼にとっては大したことじゃないんよ。

今、笑って話してることが大切なんよ。

いつまでもぶつくさぶつくさ、
心配してやったのに、怒ることないやないのー
またどうせ外で落としたんやろー

てな具合だった、ママとは別次元にいるパパ。

おおきいなー。

実はダメージ受けてるのかもしれんけど。

人生のいろいろって、案外どうでもいいもん。