キャプテンアメリカはここに

ADHDのアメリカ人の旦那と、息子と私の3人家族の日常

今日もパパはごろごろ寝る

最近パパはお昼の2時、3時頃にようやく起きてくるようになった。なんだか最近全然眠れないらしい。息子と私が起き出す8時頃に、トイレで出くわし、今から寝るような雰囲気を醸し出している。

大体朝は酔っぱらってうつろうつろとしているので、話しかけないようにしている。ちょっとした話をしても覚えちゃいないので、そんな状態の時は話すだけ無駄だと諦めている。

彼のからだが心配になるが、彼の人生だから、私はもう口を出すことはしない。

私には息子が寂しそうにみえるが、それが当たり前だと認識できているのか(分からないが)、パパが寝室へいくと、グッナイー!とにこにこ手を振っている。パパは返事をしたり、しなかったり。

見ているこっちが切ない。

家にいるのに遊んでくれず寝ているパパを、息子はどう思うのだろう。

もちろん、パパは毎日息子が寝たあとに夜遅くまで一生懸命働いている、とフォローしている。
それは息子のために。

最近とてもムーディーに見える息子も、私のストレスを敏感に感じ取っているのか、もしくは本当にイヤイヤ期とはこんなものなのか、はたまた、自分の意志を、母親に受け入れてもらえていないと、自分の持つ特性が母親のそれとあまりにもかけ離れていると幼いながらに、なんとなく感じていたりするのだろうか。

ADHDでない自分が、彼らの思考を理解しようとあることないこと好き勝手に、思いを巡らせる。

息子の診断はまだまだ年齢的に出ないし、もちろんADHDではないかもしれない。本当にイヤイヤ期はこんなに大変で、いつでもあちこち走り回っているもんなのかもしれない。

この家では私がマイノリティ、そう思って生きている。普通って何だろう。

私も強くならねばならぬ。私も精神的にすぐ疲れ寝込むことしばしば。だが、私はパパの感じる日々の生きづらさを解ってやれない。それがどれほどのものかわからない。共倒れしないように。彼らの母であり、妻である私が彼らを守ってやらねばならぬ。

パパが調子悪いから。そんなことを思う今日この頃です。

フレーフレーパパ!