キャプテンアメリカはここに

ADHDのアメリカ人の旦那と、息子と私の3人家族の日常

公園にて。

公園にいった。たくさん子どもたちがいた。どこか保育園の子どもたちのようで皆お揃いの帽子を被っている。

息子がウサギのブラブラ揺れる乗り物にのって遊んび始めた。すると女の子がじっと黙って、目の前で順番を待っていた。

こんな状況で、一体どう対応する親が多いんだろう。

外はコロナに満ちているので、静かに一人二人で遊べる公園を、と選んだはずが、今日は園児さんたちが楽しく遊ぶ日だったようだ。


私がいなかったらきっと、「変わって」って、息子に言うのかな。
私がいたから、(どうしよう)って、固まっちゃったのかな。
黙って視線だけ送って気付いて貰うのを待ってるのかな?
私が優しく声をかけるのが正解か。
息子が飽きておりるまで無視してたらどうかしら?なんて腹黒黒な腹の内はしまって。

乗りたいよね、今のったばかりだから、ちょっと待ってね。(息子に)順番待ってるから、降りようか。

と、にこにこ声をかけた。

大人に声をかけるのは怖かった覚えがある。私も幼い頃から人見知りで、知らない人になにか聞かれても、母親にかくれて答えてもらったりしていた。

そんなんだから、まるで幼い自分をみているようだった。そんなんじゃ、世の中は上手に渡っていけないよ。我慢して言いたいことを言わないのはもったいない。もっと自己主張していいんだよ。そう思った。まだまだ小さいこどもに向かって何を思っているのか。

でも最近は、というか、家庭に入って違う世界を見てからは、今まで以上に、人の背景というものに興味を持つようになった。

もしかしたら、この子は親がこんなんであんなんで...ふむふむ。もしかしたらあのこはこーであーで。
色んな人格が複雑な環境下で形成されていく。

別の器具で遊ぼうとしたら、今度は男の子が、赤ちゃんにはまだ無理だよ!と遮った。

ふむ。主張され過ぎるのも困るな。仲良く一緒に遊ぼうぜ。


結局は、静かに遊べる場所を確保できなかったことを残念に思っていただけだ。みんなコロナで外出を制限されてストレスがたまっている。

暖かくなって気を緩めての、感染拡大か。

オリンピックが延期で、事実を少なくする必要がなくなっての、この数字の増加か。

気を引き締めて、この病毒に打ち勝たねばならない。