キャプテンアメリカはここに

ADHDのアメリカ人の旦那と、息子と私の3人家族の日常

緊急事態宣言の今日も歩く

今日も散歩に出掛けた。

息子も家にいるより、気分が良いようだ。もちろんそれは、私も。

ちょっと家の周りだけを散歩して帰ってきても、またすぐ退屈になるので、我々は長時間の散歩を敢行している。およそ三時間は外にいる。もちろん、ベビーカーにのっている時間も長いが、下りたいと言えば、おりて走る。歩く。道端の草や虫をながめている。公園には行けない。買い物もついでにやる。


歩けば歩くほど健康になると聞いたことがある。なるほど、確かにとても気分がいい。天気もいいと尚気分がいい。足はいたいが、連日やると、なれてきた。

信号で停まると、同じく信号で待っているバイクや車に、息子が手をふりはじめた。

にこにこ手を返してくれる人がたくさんいた。

自分は、ウイルスを持っているかもしれないと思って行動をするようにしている。スーパーのレジでもあまり声を出さない。嫌な感じに見えるだろうか。
前から歩いてくる誰かがウイルスをもっているかも知れないと、人を避けるように下を向いて歩く。

お店で咳をする人が気になる。

道行く先にくしゃみをする人がいたら、よける。

私はそんなことをしている。

失礼だが、感染経路不明の患者が多数存在する都心にいる以上、致し方無い。と思っている。


でも、息子がふるその手に、答えてくれる人がいて、息子も喜んでまた手をふる。


コロナのせいで、周りに疑心暗鬼と、極端な自衛を展開してきたが、そんなのを見ると、自分は何だか小さいな、と思った。

海外で、医療従事者への称賛の拍手が巻き起こっていると、テレビでみて感動した。
懸命に命を救おうと、ギリギリの現場で心身をすり減らしながら頑張っている人たちがいて、恐怖は計り知れないだろうと思うと、ちょっとしたことに過敏になっている自分が情けないと、思った。

こんなときだからこそ、人を想える、明るく乗り切れる考え方ができると、きっと自分はもっといい人間になれるんだろうなと思った。

一人で乗り越えるのではない、みんなで一丸になって乗り越えなければ。

(でもやっぱりコロナ怖いから人は避けたいな)

とどのつまり...早くコロナ終わって欲しい。