パパうるさい

昨日の夜も、またパパに夜中に起こされた。ほんといい加減にして欲しい。

ドアをガタンガタンいわせて閉める。重めの引き戸のため、ぶつかりあってものすごい音がする。
マンションだから近隣の方にもうるさいに違いない。

ここ連日うるさかったので、いい加減に文句を言いに行った。ガタガタいわせると寝ている息子もがさごそ反応して夜中に目覚めやすい。

うるさい。

案の定、酒を飲んでへべれけだった。座っていない目。呂律が回っていないしゃべり。これだから、酒をやめて欲しいと毎回毎回言ってきた。でも無理なのでもうやめたが。とにかく我々を起こさないで欲しい。

迷惑料を徴収する。そうでもしないと不公平。

そして言ったそばからまたうるさい。トイレにやって来たようだ。歩く音もうるさい。ドアも静かに閉められない。

モンスターだ。

何度か、トイレの近くの私と息子が寝ている部屋に酔っ払った状態で、間違えて入ろうとしたことがあった。ものすごい音で戸を開け、びっくりした。以来内側から鍵をかけて寝る。また来るかもとびくびくしながら寝るのはごめんである。トイレにくるたび、また来るかも、なんて毎日思ってはいられない。

モンスターはよれよれと壁にぶち当たりながら、自分の部屋に帰っていった。

ジーザス...

翌朝起きると、居間の椅子の足が折れていた。つまずいて蹴ったに違いない。どうやったらこうも破壊神になれるのか。何故か引き戸もずれていた。そして、台所と電子レンジには大量の白くなった油が散っている。
なにをどうしたらこうも...以下同じ。

嗚呼、ジーザス。