三日連続で、夜中にパパの立てる物音に起こされた
でも今までと違うのは、目が覚めてしまっても、しばらく目を瞑っていればそのまままた眠りに戻れた点。
三日間のうちの1日は、一晩で三回目が覚めた。すべてパパの騒音による。そして三回ともしばらくして眠れた。これは、すごい。
抗不安薬が効いているようである。素晴らしい。
処方された当初、(3ヶ月前が初診だか)そのときは、1日三回の抗不安薬と、寝る前の睡眠薬も飲んでいた。
それが今や、夕食後の抗不安薬一回に減っている。
寝不足などで朝からしんどい日は、朝食後も不安薬を飲むが、それはたまにだけ。
よくなっているとみて良いだろう。
仕事復帰に動き出したも、良さそうである。いつも、家のことばかりに意識が向いていたが、それが家のこと以外に分散されたということだろう。
ただ、仕事復帰にネックなのは、パパの嘔吐物処理をはじめとする、家の掃除だな。
最近も布団にシーツに床の敷物(食べこぼすので敷いているパパの部屋のもの)にゲロリンをしたようである。
そのまま洗濯機に入れ(やが)るもんだから(何度きれいにしてから入れてと言ってもできない)、今までは、洗濯機が汚くなるのも嫌なので、洗濯機の中から出して、風呂場でシャワーとブラシでこすって、ある程度汚れをおとしてから、洗濯機に入れていたが、今後、仕事を始めればそんな暇はない。
そのまま洗濯した。
案の定まったく汚れはとれていない。
それを一度みてもらおうと、そのまま外に干した。
昼すぎて起きてきたパパにそれを見てもらい、自分できれいにするように、お願いした。
そんなの、5分でできるよー!
と言っていたが、5分ではなかなかきれいにはなっていなかったようである。
それがきれいにできるできないではなく、私が言いたかったのは、事後処理としてするのではなく、
洗濯機に入れても洗濯機ではきれいにならないから、事前処理をきちんとやるように、ということ。
私にだって、別にできるわよ。毎回やってんのよ。(ご存知ですかてめえ)
今までは私がやっていたので、どれだけきれいになるかならないかがわからなかっただろうが、
今回のことでわかったに違いない。
これはこれまでにも何度も言ってきたが、
言ったらできるが、またすぐやらなくなる。の、繰り返し。
疲弊。
先行き不安だが、パパの稼ぎが少ないのに、いつまでも私が専業主婦では、貯金が底をついてしまうので、働かねば。
働く方が育児家事うちの家庭のゴタゴタより、多分楽だと思う。
それを両立させるのは大変かな。
まぁ、なるようになるかな。
酔っぱらいのたてる音がうるさい
今日は夜中の3時半
またパパの出す騒音で目覚めた。
最近よく夢を見るのだが、薬で眠っているので、飲んでいなかったときは目覚めていたものが、夢を見るほどの浅い眠りで、起きるまでは行かずギリギリのところで眠り続けているということだったのだろう。
と思っているのだが、
今日は目覚めるところまでいってしまったようだ。
今日の騒音は、壁にぶつかる。扉の開け閉め。トイレ。
今起こされてから一時間たったが、トイレに4回やってきた。お腹いたいのか。酒の飲みすぎで尿意かな。
ガチャンと扉を閉める。酔っぱらいにはそーっと扉を閉めることはできないだろうよ。
またその度に千鳥足で、壁にぶつかりながら歩く。私と息子の寝室の扉もガタガタと振動する始末。
からだが大きいので振動もひとしお。
例えば泥棒が入ってきたり、大きな地震がきたときに、目覚められた方がいいので、そういう意味では良いのかもしれない。
泥棒と鉢合わせたら刺されるかもしれんな、それは嫌やな。
扉を横に開ける音が、これまたうるさい。
パパはシャワーを浴びたようだ。
推察すると、
寝たままゲホゲホ吐いて、クッションが汚れているのだろう。それを洗ったに違いない。
今日の千鳥足は、すごい。
居間の扉を外した音がした。
以前朝起きて息子が開けたら、扉が外れたことがあった。
そのときは、息子がはずしちゃったねーとか言っていたが、ただの二歳が開けただけで、扉が外れるだろうか?
恐らくパパが夜中に何かしらしたんだろうと思っていた。
やはりそうよね。
何をどうしたら、そうなるんだろう。
いろいろ酔っぱらいだから仕方ないのかね。
明日またゲロの掃除かな。
薬のお陰か、もうどうでもいいと思える自分がいる。これは幸いだ。朝起きて惨状を見たらまた苦しくなるんかな。
嫌やな。
以前改善策を考えてみたけど、ないからもう諦めでいい。
けど眠れないのは辛いなあ。
仕事始めたら、夜中に起こされてたら、働けないわ。これって、介護用件なのかもしれんな。
もうすぐご飯ができるよと言われてもご飯は「もうすぐ」出てこない
ごはんもうすぐ出来るよ、と言われるとむかつく。
出来るよ言うて、全然できないからいらいらする。それ。
いつも待たせるわりに、
せかすように、もうすぐできる、といわれてイラっとする
末期だ。
自分はご飯ができて、箸も持っていって、お皿をテーブルに並べるところで、パパに御飯できたよ、と言う。
この違いが、イライラの元だ。
言われるのは嫌だと、伝えてみた。
以前は、
〇時に出来ると思う!あと20分でできるよー!あと5分でできるよー!あと2分だよー!とか何回もせかされていたが、
1回になった。
でも、それでやっぱり待たされた。
出来たら、呼んでと言おう。
なんとなく、分かってはいる。
一人でやるには、手順がありすぎて、面倒に感じるので、私にいろいろやって欲しいということなんだろう。わかってはいるのよ。
私はそのへんを一人でやるし、やってきたのだよね。
特に、まだ乳児の頃の息子が泣いても放置して、自身のやるべきこともやらずして、私が御飯をつくる横でゲームを延々とされたことが未だに尾をひいているのよね。きっと。うふふ。
あなたはなにもせずごろごろとテレビをみよるやろ。息子の相手もせんとごろごろするやろ。
それが許せんのやよね。
いや、そもそも御飯をつくってくれることがありがたいのですけど。感謝せんとな。
いやでも仕事量から言っても、私の比重の方が重いような。
秋だし、寒くなってきたし、日が短くなってきたし、精神下降ぎみのパパをみているのがつらい。
後日、またあと10分くらいでできるよー!と言われる。
できたら言ってね。
10分くらいたったのでテーブルについたが、やはり待つ。5分くらい待った。5分ならましにはなったか。
いや、できたら言ってよ。
言ったらその時はできるけど、その後続けて欲しいんですけど。なんで言ったことができんのやろう。そうやって、改善されず繰り返す。
なんなんだろうね、これ。
ADHDと時間という問題は特性上無理で諦めるしかないのか。
夫の言い分にも思いを馳せてみよう。
本来は嫁がご飯を作るものなのに、作っているという気持ちもあるだろうよ。
生活費はパパ持ちだ。
これか。
このあたり、夫婦の認識にズレが生じている。
妻のなかには、もうちょっと稼いで欲しいなー、という気持ちと、ごろごろしている旦那への不満が渦巻いているので、作ると言ってくれたら喜んでつくってもらう。感謝はしているが、旦那は手伝って貰えないのが嫌なんだろうね。
私も最近忙しいのよね。
パパは、妻の作る日本食は、そんなに好きでない。お腹がすくので肉が食べたい。
妻的には、魚が食べたい。いつもにくにくにくで胃がもたれる。
2日にいっぺんは魚を食す家庭に育ったので、魚が食べたいが、パパの手前にくにくにく、とやってきたつもり。でもパパからしたら、足りない。味付けもタンパクで物足りない。
国際結婚家庭あるある。
難しい。
心療内科通院5回目先生の言葉
今日の先生からの有意義なお言葉
「みんな辛いことあるよ
みんなそうよ
いつでも楽しいと思ってる人なんていないと思うよ
そのなかで何を楽しいと思って生きられるかだと思うよ」
だそうです。
素敵。
そうねー正論。それはわかっているつもり。
話すのが苦手で、いつの間にか聞く側にまわっている。
先生に聞かれたことにひとことふたこと返して、先生のターン。
また聞かれて、ひとこと答えて、先生のターーン!
そして、
先生のターーーン!!
たくさん先生から話をしてもらって帰ってくる。笑
いい先生だなあ。いや、ほんと。
日本は昔から地震も災害も多いから不安に思う遺伝子が強かったりするんだそうだ。たくさん外国人が入ってきて、血が混ざっていいと思うよと言っていた。
もちろん、純日本人という血族を守ることもとても大切なことだとは思うけれど。(でもそもそも「純日本人」だって、曖昧)
抗不安薬だけで夜眠れるようになってきた。夕食後に飲むと夜には眠気がやってくる。それで朝方目覚める。久しぶりに自分の正常な睡眠が返ってきたきがする。
夜中12時と時間を決めて、そこまでに眠れなかったら睡眠薬で寝る。そんな風にしている。
そんな日が続いたので、抗不安薬がなくても眠れるのではないかと、薬を飲まずに寝ることにしてみた。
眠れた。
眠れたが、夜中2時に目覚めた。そしてそこから寝つけず、6時まで起きていた。6時に眠気が来たので、そこから8時半までねた。
5回目の通院で先生に、だんだん薬が効かなくなってくる人もいるんだよねー、と言われた。
初診から2ヶ月20日で、その情報を提供された。長期的に服用するべきでないとは予備知識としてあったが、2ヶ月20日で言われた。そろそろその情報を提供しておくべき期間に入ったのね。知らんけど。
はやく完治して欲しい。完治はない病なのかな。
また皿を割ったようだ
うちにある巨大なお皿が割れていた。
キッチンの片隅に心なしか寄せられている。
息子が一つ散っていた欠片を渡してくれた。
危ない。
割ったんなら念入りに掃除してね
過去には、朝起きてキッチンに行ったら、トマトソースのスパゲティーがまるごと割れた皿と共に床に散っていたこともあった。
これ気付かないわけないよねという惨事を、こしらえて奴は眠りにつく。
片そうと思っても、一旦場を離れると忘れちゃうんだろうね。夜中はほとんど毎日酔っぱらいだから、片そうとも思っていないのかも。
まー今回は、ただきれいな皿が割れただけでよかった。
と思える自分をねぎらってやろう。
皿が割れるなあ。なんか代わりに厄災を受けてくれているんだろうか。
後日100均で皿を買ってきた。200円シールがついていた皿。割れたものと比べると小さい。でもパパが良いというので、良いのだろう。
昔、あまりにも色々落とすので、おっちょこちょいだなーと思っていた。プラスチックの皿もあって、それは落ちたときにうるさくないし割れないので、もう全てプラスチックの皿にしたらいいのではと提言したところ、見映えが悪いから全部プラスチックは嫌とのことだった。
一応あるのね、見栄。
プラスチックの皿を常用した経験がなかった為、その時は、確かにプラスチックの皿ではかっこつかないのかな、としか思っていなかったが、長く使っていくと、確かに、ソースの色が移って取れないし、ナイフを使えば痕がつく。パパは皿に傷がつかないようにそーっと切ったりはせず、気にせず、おもいっきり切るので傷が深い。
なるほど、こういうことだったか。
見栄えを気にして皿がどうのっていうのは、人を招く傾向の強いアメリカ人らしいと言えばそうなのか。
この夏の暑さをエアコンなしの寝室で乗り越えてはみたけれど
熱中症で死亡というニュースをこの夏何度となく見た。特に自分達がエアコンなしで暑い夜を過ごしたので、次は我が身という気がして特に気になって見ていたのもあるだろう。
機械がないと生きていられないとは、人間の営みをするに適した場所では最早なくなっているのだなと思う。
これは、そんなに単純な問題ではないのもわかる。
地方が過疎化・高齢化を急速に進めている一方、東京一極集中という言葉もある通り、都会に人が集まる。
関東平野には、日本の人口の約4割も住んでいるとな。
そしてみんながみんな部屋でオフィスでエアコンを使う。室外機からでる熱風。(みんなではないけど)
それは気温も上がるよね。地球ごめんよね。
梅雨明けからちょっと経ってから、急に暑くなったと感じたのよ。体感的に。ちょっと考えてみたら、
周りもエアコンをつけ始めたからでは?
これよこれ。
関東平野にはものすごい数の人が住んでいる。その数は増え続けている。エアコンの室外機も増え続けている。笑
散歩して歩くと、小さなアパートなどでは、一ヶ所に全ての部屋の室外機が並べられていることがある。
その前を通ると、なんと熱風のすごまじいこと。
うちのパパなんかも、真夏は18℃に設定するから、外にどんどん熱風を出す。環境ごめんなさい。
遥か昔にパパとの温度設定戦に負けた。パパには発達障害もうつもあるからいろいろ我慢をさせると危険。ありのままで自由に生きて欲しいし、もう何も言えない。戦おうとするとこっちがおかしくなる。
寝苦しい暑さを経験すると、本当に環境のことが心配になってきた。
米カリフォルニア州では、ガソリン車の販売が禁止の方向に動いた。まだ先だけど、素晴らしいこと。
山火事大変ですものね。経験すれば地球環境を大切にしようという思いはいっそう強くなることだろう。私もエアコンなしの寝室で身をもって感じた。(このレベルの差)
特に、コロナのおかげといっては語弊があるが、自粛のお陰で、大気汚染物質が減ったと数字が出ている。これは、目に見える明らかな数値なので、人の心も動きやすい。
バスは便利だが、近くを通るとガスがくさくてどうも好きになれない。子どもがいるとやっぱり気になる、吸う空気。(でも乗るのは好きよ、ジレンマ)
日本郵便の電気自動車もよく近くを通る。
もう、めっちゃ好き。EVとかかれた赤いボディ。コンセントプラグを持ったたぬき?かわいいじゃないか!
その電気をつくるにも、原子力に頼らざるを得ないとか、火力発電が、どうのこうの、水力発電ではまかなえないとか、風力発電は弱いの?あのくるくるの建設との費用対効果がないとか、なんかもういろいろで、自分の生活に精一杯の私にはもうなにがなんだかよくわからないけれど、
環境問題に真摯に取り組む時代に私自身も、やっと入った感でいる。(個人ではどうにもならないっていう意見もあるよね、どうしようね)
まずドライヤーの使用をやめてみた。電気。
頭皮に出来物ができると蒸れてなおりにくい。そして痛い。笑
やっぱり数日でドライヤー再開。
ごみ拾いも軽くやってみる。ポリ袋なんか散歩途中に拾ってみた。散歩道に捨てる場所がなくてずっと持っていた。カサカサカサカサ...
コンビニも今、外にゴミ箱置かないとこあるよねー。
ロシアのテレビが、コロナは人為的なもので人口削減の為の陰謀説だと流しましたよね。(私の意見ではない)
アメリカパパも、その陰謀説をばかげている、と一蹴していましたが、
実際のところはどうなんでしょうね。
人の住める地が減っていくのに、人が増えてはそれはまずいのはわかる。
日本の人口は少子化で減ってはいるけれど、東京一極集中をなんとかしないとだめよね。次は避暑地ブーム、もしくは寒冷地ブームだろうか。
段々、涼しい地域が栄え始めるかもしれぬ。
土地の奪い合いで、ずっと戦争してる国があるなぁ。それは宗教がらみだけど。
息子の生きる未来が明るいことを祈りたい。いのるだけではだめなので、今後もカサカサやってみよう。
あれ?こっちは地球環境というより、生物環境保護の方向か?
まぁいい、とにかく環境の保全ということで。
暑くて生きていけなくなるのは嫌と、この夏で環境についてもっと真剣に考えるようになった。
公園に変なおじさんが出た
たまにいく公園。
広くて気持ちがいいので、たまに行く公園がある。
電車に乗って行くので、息子も大好きなのだが、
出た。
変なおじさん。
変なおじさんというと、なんだか、敬意が込められているように感じるな。
怪しいおっさん。
そんな人どこにでもいるが、今回は落ち込んでしまったので書き残す。なんてことないことなんだが。
公園にて
滑り台で遊んでいた息子。
曇り空で雨もぱらつくような日。更に広いので、子ども連れは、近くには私たちしかいなかった。(遠くには2組くらいいたような)
息子は、滑り台に自分の持ち物の子ども用バケツを滑らせて遊んでいた。
主に砂場で使うバケツ。最近毎日のように砂場で砂城をつくっているバケツである。
私はずっと息子を見ていたが、ふと、周りを見渡すと、遠くからこちらを見ているおじさんがいることに気づいた。
私が顔を向けても、動かずじっとこちらを見ている。こちらというか息子を。
あまりじろじろ見ても悪いので、私が視線を外して、しばらくしてからまた見てみると、まだこちらを見ている。動かない。
目が悪くて見られていると思っていなかったのだろうか、
とにかくじっと見ているのだ。
なんか、怪しいな。
どうしよう、帰ろうかな。
と思ったら息子がそのおじさんの近くの方にある健康器具に駆け出して行ってしまった。
これはいかん、とすぐさま追いかけたが、おじさんの近くである。怖い。
そっとおじさんを見ると、今度は顔を伏せて、見られないようにしている。
?
これはよくわからんが良くない雰囲気。
なんとなく息子を誘導してその場を立ち去った。
おじさんから見えない位置まで歩いて、水道で手を洗った。おじさんを警戒し、ふと遠くを見ると、今度はおじさんが私たちの見える位置に移動し、またこちらを見ている。
!!!???
なんなの。目的はなんなの。
恐怖。
帰るしかなかった。
しばらくおじさんから離れた場所で時間をおき、帰路についた。
帰り道に、バケツがないことに気付いた。
駆け出した息子をすぐに追いかけたので、
バケツを滑り台の近くに放ったままにしていた。
忘れていた。
滑り台のところにあるのは確実。
迷ったが、まだ公園を出て少し歩いただけだったので取りに戻ることにした。
おっさんはもういなかった。
...バケツもなかった。
なんで?
目的はなんだ?
謎過ぎて怪しいおっさんだった。
たったそれだけのこと。
なんですが、
思い出深いバケツを失ったことが悲しい。
パパに買ってもらったバケツ。これにする、これも、これも、と主張して買ってもらおうとしていた(かわいい)息子の姿、
最近毎日のように砂場で、一緒にお城を作って、楽しそうにしていた姿を思い、ただただ失ったことが悲しかった。
バケツ、100円。
いや、プライスレス。
ヴェルタールオリジナル。
加えて、よくものをなくすADHD夫を持つ者として、自分が物をなくすこともなんだかとても悲しかった。
というか、このおっさんが絡んだことで、ものをなくしたことが許せぬ。自分で無くしたら、ここまでダメージないのよ。しょうがないと諦めもつく。
夫がよくものをなくすので、自分はなくさないようにしっかり管理しておかねばならないという常々からの思い。
(でもなくしてしまった)
人に物を無くされる不安、恐怖、パニック。
(おっさんがいなければ、バケツは今も息子と共にあったはず)
大切な思い出のつまったバケツ。
このいろいろが混ざって、悲しくて、負担になった。
自分がバケツを手にとってから息子のところに駆け寄る選択肢はなかった。あの状況で息子から目を離してはいけない。
なので、その時できる最善の選択をしたし、後悔しても仕方ないのだが、とにかく、
...おっさん、許さん。Hey yo!
なんだったんだろう。
子どもかわいいなーって見てたのか?目線もそらさずにか?
滑り台にバケツを滑らせるなって睨みをきかせていたのかもしれん。
手を洗っているときに見ていたのは、なんだ?
バケツ忘れてるよってことだったのか?じゃ、持ってきてくれまいか。変質者と思われたかもと思って、近寄れなかったのか?
もしくは、おっさんにも孫がいて、コロナで会えないとか、例えばお孫さんを亡くしてしまって、息子を孫に重ねて、哀愁に浸っていた、なんてことも?
わからないが、私には不快な視線だった。
たまにいるかわいいかわいいと近寄ってくるおばあちゃんたちこそ可愛いと思うが、そんなことばかりも思っていられない。
変なおっさん、注意。
帰ってからおっさんの話とバケツをなくしたことをパパに話すと、また買えばいいとかなんとか言って励ましてくれた。
もっとすごい砂城ができるやつ買えばいいじゃーん、とか言う。
優しい。
いいのよ、100円で。
壊すし。なくすし。いいのよ。
100円が、いいのよ。
すごい砂城ができるバケツを想像し、きっと高そうだと思って、パパはすぐものを買うし、こちらも反射的にすぐ要らないと答えた。
が、すごい砂城とかどんなんやろ、魅力的やな。
後日、なくしたものとまったく同じものをまた買った。
その翌日、パパが持ち手を踏んで破壊した。さすがパパ。期待を裏切らないパパ。
バケツ部分は使えるし、問題は無し。思い出が増えていいわ。