キャプテンアメリカはここに

ADHDのアメリカ人の旦那と、息子と私の3人家族の日常

なにをそんなにストレスに感じるんだろう3

今年は梅雨が長く、最近になるまで、そこまで寝るときに暑いと感じなかった。梅雨が開けてから、10日くらいだったろうか。

寝苦しいなと思うようになった。
息子の背中は汗でびっしょり、布団も濡れている。

これは熱中症、なるかもしれんな。

冷風扇を使って寝ている。それで十分眠れるわけであった。しかし、水をいれて冷風運転にするのは好きではない。湿気が増えて却って不快だからだ。
風しかだしていない。つまりは、扇風機として使う。

しかしである。

パパが、水をいれたら涼しい風が出てくるからそうしたらいい、という。(夜静かに寝てくれたら、部屋の戸を開けて眠れて涼しくなると、願い出てみたが、夜は寝ないの一点張り)

そして、一晩言われるようにやったわけである。

なんと暑いこと。

蒸し暑くて寝るどころじゃない。

息子も熱中症になるのではないかと、安心して寝られず、うちわで仰いだりした。

不眠。笑

防犯上のことと、虫が入ってきたら嫌なので、窓を開けて寝ることは避けたい。

あまりの暑さに明け方に部屋のドアを開けると、空気が流れるのか、ましになった。だから戸を開けて寝たい。

はい、しかしである、パパが夜中に起きててうるさいのだ。

困る。

話も通じない。もう議論しないと言われた。だったらこちとら、もう話すことはありません。

除湿器を買ってくれたようで、到着した。今日の夜はつけて寝てみよう。おそらく、ましになるんだろう。

一晩寝て、気分を切り替えたところで、昨日は寝れたよー(睡眠薬服用)とパパに、にこにこ報告したのだ。

水を入れたら涼しいよー

とまだ言うので、

うーん、いれん方がいいやねー

というと、キレ気味に、

その点はもう議論しない!

だと。俺の意見が正しい、んだと。

こっちは、もう忘れてやろうとニコニコ話しかけたのに、またフッ返しやがった。

おふざけになられておられる。

こちらには、熱中症になる危険性があるのである。

たかだか、夜静かにしててくれればいいだけやんか。戸を開けて少し涼しくなればそれでええだけやんか。

あんたが夜寝てくれればいい、たったのそれだけやんか。暑い時期だけでいい言うとるやんか。

彼にとっては「たかだか」のことではないんだろう。


こちらばかりが譲歩して、日常に我慢を強いられることが、まこと気にくわぬ。


思えば、数年前にも、大喧嘩をして、口をきかないことがあった。その当時、毎日晩御飯の時に必ず映画を観ていたのだが、その日は、COCO(リメンバーミー)で、あれは家族のつながりの大切さ、家族愛の話で、家族って大事だなぁーと、もう感動して泣きに泣いて、ごめんねーと、仲直りをしたことがあった。

...その時のことが思い出された。

意地をはっていてもしょうがないんやよなあ。

もう議論しないと言われたので、だんまりを決め込んでいたが、ちょっと話しかけてみたら、夫は普通である。ちょっと気にはしてる風だが。

可愛いやつなんだ、本当に。

こうやって、家庭が築きあげられていくんやなあ。

昔なにかでみた、老齢の仲良し夫婦。

奥様曰く、「忘れてしまった方がいい。覚えていると腹が立つことも多いけん」

笑顔が素敵だった。