キャプテンアメリカはここに

ADHDのアメリカ人の旦那と、息子と私の3人家族の日常

冷風扇と除湿器を使って寝てみた

息子と私の寝室が夜中に暑く、寝苦しいとパパに訴えている今回のシリーズ。

部屋の扉を開けて眠れると、もう少し涼しいので、パパには夜中に寝て静かにしていてもらうよう頼むも、ダメの一言で片付けられた。



そして、パパが除湿器を買ってくれた。とは、前回述べた。

パパの調べによると、冷風扇除湿器をダブル使いすると、よいのだそう。たしかにそれは良さそうである。

扇風機だけでもうちの寝室は締め切っていてむしむしするので、扇風機と除湿器で、さらに快適に眠れるだろうことは予想にかたくない。

だが、パパは聞く耳を持たない。

冷風扇に冷たい氷水を入れ、除湿器をつけ、しばらく実験してみようと、部屋を二時間締め切った。

二時間して、意気揚々と部屋に向かうパパだが、扉を開けると思いの外蒸し暑く、そこは残念に思っていたようだった。

ほれみろー。

とにかく今日は水をいれて氷を入れて使ってみて、とのことだ。水を入れる入れないで大喧嘩した後でもまだ彼は入れるように言って聞かない。日本人妻ついに折れる。というか、呆れる。まだいうのかこいつ。さんざんケンカして、口も聞かなかった。それでもやつは自分の意見を曲げないのだ。もはや称賛に値する。

入れたくないーと言っても、無視して保冷剤と水を入れるパパ。実験後の二時間後には涼しい風がでてはいたが、部屋は蒸し暑く、しかも氷はすでに全て溶けていた。

二時間である。

夜は二時間後にも更に続く。嗚呼、あのサウナがまたやってくるのか。ジーザス。

911じゃなくて、119だからね。

そう伝えて、悲しみのなか(笑)寝た。

そして、やっぱり蒸し暑くて寝るどころじゃない。
除湿器を見ると、多少は湿気を採取してくれてはいるようだが。

なしの方向で。

すでに室温に戻っている冷風扇の水をすて、ふたたび寝た。

すると夜中の2時にパパに起こされた。氷を持ってきたよーという。

起こすなよ。

夜は静かにするというルールは、家族が物音で起きてしまわないようにするため。というのは共通認識である。しばらく無視していたが、反応するまで何度も何度もコンコンと扉を叩き何か言うている。

酔っているようだ。

氷はいらないと伝えると、のそのそと去っていった。

翌日聞くと、心配だったんだよーという。

だったら夜静かにして、寝なさい。以上。

ちなみに、彼は除湿器と一緒に保冷剤も買ってくれた。優しい。冷凍庫を開けると、なんだか変な袋に入ったしゃかしゃか音をたてる「瞬間冷却剤」というタイトルのものが、五つ。

こんな保冷剤みたことないな、と説明を読むと、衝撃を与えると瞬時に冷え、25℃で30分もちます。とある。

なんじゃこりぇやー!

使い捨て。500円だったそう。外出時に使えそうですね。こんなんに500円使うなら100均の保冷剤でも買うたほうがましじゃー!

あー、笑う。

以前にも消毒用アルコールを求めて、燃料用アルコールを買ったことがある。SDカードを求めて、SDカードのケースを買ったことも。

なんか、笑う。


いやー、安いの探すのはいいんだけどさ。笑てしまいますよ。

「だって、他のと一緒で保冷剤って書いてたよ」

という。

我々の部屋を快適にしようと買ってくれたやつだし、言葉の壁をもあるので、しょうがない。

そういうところ含め、可愛いやつである。