パパが冷やしてくれていた冷凍庫の保冷剤を見つけた
今日ふと冷凍庫を開けると、入りきらないほどの保冷剤が冷やされていた。
暑いだろうなって、冷やしてくれているんだろう。
...そういうことをしてくれる人なんだよなあ。
見て泣きそうだった。
ADHDらしく、整頓して入れられていないので、平らの大きな袋状の保冷剤はグニャリとふたつに折れ曲がっていた。
懸命に冷凍庫に入れようと、きっと奮闘したんだろう。
泣く。
パパは基本的に優しいので、こういうことがよくある。
喧嘩した後には、よくデザートが冷蔵庫に忍ばせられていたりする。
喧嘩した後だと、こういうのが余計に心に沁みる。
それでも、冷風扇の冷風機能は使わないけどな。蒸し焼きにされるし。
そういえば、思い出したが、去年は冷えピタを息子の額に貼って寝ていた。今年も買ってくるか。死ぬ前に。笑
今日は風を強風にして、今まで足元に置いていたのを、頭にむけて風を送って貰うよう配置した。
今晩もよろしく頼むで、山善さん。
...
が、しかし、息子は今日もまた夜中に目覚めた。
今日もダメか。
喉が乾いたと、用意してある麦茶を飲み、またすぐ寝た。オムツを変えてあげた方がいいなと思いつつも、すぐ眠れるようなら、その眠りの邪魔はしないでおこうと、そのままにした。
そして、朝起きた息子の、赤くなっている尻をみて、自己嫌悪するんだよな。ジレンマだ。
今日は家で涼しく過ごし、風呂にもつからせずシャワーだけにしたのに。
息子はまた夜中に起きてしまった。
もうだめだ。
思えば今の家に越してきたのは、ちょうど一年前にこの道を通った夜だ。
ちょうど一年前だ。
まだ息子、夜通し寝る日と寝ない日があって、昨年の夏は夜中に目覚めてもなんとも思わなかった。むしろ起きてくれて、ミルクをあげられて、良かった、くらいに思っていた。
だが、今や夜通し眠れるようになった息子が、この2日間連続して目覚めるのは、暑さ以外にない。
結局こうなるなら、引っ越しの時に、2つエアコンを買って、一緒に取りつけてもらったら楽だったなあ。
去年一年の電気代を、基本料金から安く出来たということで、納得して金を出すか。仕方あるまい。
うちの電気代は高いのだ。パパは、寒いのも暑いのも嫌で、年中冷房と暖房を稼働させている。日本の気候が合わないのか、なんなのか、夏と冬に使うものという認識では断じてない。
4月まで暖房を使って、5月から冷房、9、10月には、自動運転というモードを使うことも増えるが基本は冷房、ちょっと寒いとすぐ暖房にするし、11月には完全に暖房に移行する。休みはない。オールシーズン使う。
夫婦あるあるの、「設定温度で喧嘩」は何度もしたが、変わらないのでもう何も言わない。夏のいまは、夜中にめちゃくちゃ暑くて死にそうな自分がいるのに、昼間は厚手の靴下にパーカーを羽織っている。
変なの。
発達の関係するところなんだろうと、もういろいろ諦めている。自分を守るために諦める。
こうやって自分の思うようにいかないことが増え、無気力になっていくんやな。
明日また冷凍庫の保冷剤を見てから1日を始めよう。笑