寝苦しい夜を何とかしようと奮闘しているシリーズ2
新しい除湿器がきた。
パパが注文してくれたもの。
私が、除湿器をネットで探そうとするも、もう見つけた、とか、音もない、性能も良いとか、いろいろ言うてくる。
...探してほしくなさそう。パパは分かりやすい。
値段の高いのを、みて欲しくないんだろう。
悪い予感はしていたのだ。
パパが見つけたやつには、衣類乾燥の文字がでかでかと入っていた。
探しているときに、何度もやって来ては、もう注文するよ、だの、見てこれちゃんと良さそうでしょ、だの、なんだの、話しかけてくる。
探してほしくない感を丸出しにするので、こちらも、はいはいもういいわよ、となる。
衣類乾燥と書いていたので、熱い風が出るのでは?とか、除湿器には二種類あってね、あーだのこーだの、説明しようとするにも、
私の言葉を遮り、
パパはなんだかんだと、我を通す。
何を言っても、違う、間違い、自分が正しいみたいに言う。
説明するのが面倒。
会話するのが面倒。
暑いのはパパのせいだから、パパが一人でどうにかしてくれればいい。
もう何もしらん。と、好きにさせた。
朝からパパがワクワクと待っていた除湿器がきた。
ママは嫌な予感しかしていなかったので、期待なし。
一応、来たねー!くらい、言っておいた。
返品前提で、箱を綺麗にとっておき、袋もとっておき、息子が箱で遊ぼうとするのも、いつもなら遊ばせるが、懸命に阻止した。
(返品すんねーん!返せー!)
ワクワクとニュー除湿器をオンにし、部屋を締め切るパパ。
またやってるよ。結果は見えている。
度々、チェックにいっていたが、案の定、暑いようだ。私にはどうでもいい。使わないし。
「ちょっと熱い風がでてるけど、カラッとしてて良い除湿器だよ」とな。
熱いから駄目かもーなんて、悪いことは、死んでも言わない。
何故なら、自分は間違わない。
寝室に行ってみた。
ただのヒーターじゃん。確かに部屋は乾燥していた。
しかし、暑い。
...無し。こんなんで寝れるかー!また我々を蒸し殺す気かー!
もうエアコンを買うと決めたので、除湿器はいらない。買うのはパパだ。電気代が上がるのも、パパだ。
私はしらん。
早く働きに出たい。外に軸を持ちたい。コロナがなければ今ごろ働いているはずだったのだ。
心臓が故障してるし、よく動悸がして、息切れするので、万が一コロナにかかったら、私は多分死ぬ。
自分の死因は急性心不全だと思っているくらいだ。倒れるか、寝て目覚めないか。
死なないまでも後遺症などは確実に残りそう。自分の人生を棒に振るのはもう、一度だけでいい。
体と心の健康こそこの世を生きていく上で、一番大切なことだと、例の事件で気づかせてもらったので、リスクはもう絶対にとらない。
リスクだらけの結婚生活(結婚相手)だが。笑
いや、相手は鏡だ。
楽しいことも毎日起こる家庭だからいいんだ。プラスもマイナスもバランスを取れるように出来ているもんだ。振り幅が半端ないが。
プラマイゼロだなんてば、本当だよ、西川さん。