抗不安薬服用から4週間たった

鬱傾向のある人に共通することとして、

｢私｣を主軸におく、というものがあるらしい。

つまり、自分の事を見つめすぎて、内省しすぎて、悩む。なんで私はあんなことしたんだろう。あの人は私の事を嫌だと思っているんじゃないか。あのときの私の発言は失敗だったんじゃないか。などと、あとから気を揉むのです。

人はみんな失敗して、黒歴史をさらして、いろいろ恥ずかしい経験も積んで、日々生きているんじゃないかと思うんですが、

大抵のことは、周りの人は、大して気にしていないことが多いし、覚えていない。んだと思う。

私自身も割りといろいろ気にする方でして、昔のことなのに、いつまででも、過去の自分の行いや、発言を思い出しては、風呂場であーーーと叫んだりしていました。

修理の人を家にあげて、いえのなかが汚くて、どんな風に思われたかな。パジャマでいたけど、だらしないと思われたかな。なんて思っていました。

公園で出会ったママさんとの会話で、あの発言は、あまり良くなかったかな、もっとこう言えばよかったな。なんて帰り道に思うことがありました。

この４年、鬱傾向ありで、生活してきましたが、
抗不安薬をのんで、その、わたしわたしの現象が減った。なんだか、気にしないという、感覚か出てきた。

思えば、昔もそうであった気がする。(ただ若かっただけか？)

ただの薬の副作用で、深く考えられなくなっているだけなのかもしれないが、昔はそういえば、いちいち悩んでいなかったような。そんなことが思い出された。

そして、それがうつでない状態なんかなと思った。