キャプテンアメリカはここに

ADHDのアメリカ人の旦那と、息子と私の3人家族の日常

心療内科の先生に言われたことで腑に落ちた


心療内科に通って抗不安薬睡眠薬を服用している。

以前はものすごいストレスがかかると、動悸がしていたが、それがなくなった。

ただ、息が苦しいのがなかなかとれない。

最近また薬を貰いに受診した。4回目。

前回、先生から、「頓服みたいに、不安を感じたら飲むようにしてもいいし、様子を見てね」と言われたので、心臓に負担を感じたら飲むようにしていた。

そうすると、飲まなくてもいいかないいかな、と服用を避ける自分がでてきたようだ。それがよくなかった。

薬にはできるだけ頼りたくないという思い。でもしんどい。

まだ薬を減らすには早かったか。

息苦しいと先生に話すと、でも一日三回でてるよね?だって。あれ?先生が頓服っていったやんー。まぁいいけど。




眠気があったはずなのに、いろいろ考えてしまって眠れない。



夜眠れないというADHDパパもこんな感じなんだろうか。

「疲れたら眠れるから、
しっかり朝早く起きて、ちゃんと活動していたら夜には眠れるはずだ」と。

そんなことを、昔一度行った医者に言われたそうだ。

「眠れないもんは眠れない。全然いい医者ではなかった。(そのくせ一万くらいのカウンセリング料をとられた)」

と不満を言っていたパパ。

その時は、疲れていても眠れない、の意味が私にも理解できかねていたが、こんな感覚なのかなーと少しだけ理解できた。


私のかかるクリニックの先生はいろいろとADHDの話をしてくれる。

私の先生の持論は、ADHDは100%遺伝するというもの。それも男の子。女の子の場合は顕在化しないことも多いから、あれだけど。(あれって?笑)

という。

パパのADHDが判明してから、ADHDに関する本をよみ勉強していたが、そのなかでも頭に残っているのは、

ADHDは遺伝性とは言い切れず、家族性である、というもの。

親がADHDで、その生活様式と考え方でもって、赤ちゃんの頃からADHDの人に育てられることで、ADHDとなる。親の遺伝で子ども二人がADHDというよりは、ADHD親といるから、ADHD子となり、兄弟も同じ環境で育ち、二人ともADHDになる。というもの。

どちらも自分の考えとして頭に入れている。どちらか一方が正しいわけでもなかろうし、どちらも間違ってはいないのではと思う。素人的に。

その理論で、ADHDパパと暮らしている自分も、周りからすればADHDだと思われる行動をしているかも知れない。ADHDパパと平和に暮らしていくために、多少ADHDスタイルを取り入れないと、いちいち反発してしまって、やっていられない。迎合せねば。

先生のクリニックでもADHDの子どもが走り回ることがあり、母親に話を聞くと、母親もADHDの気がある。なんていっていた。

ん?これは私もADHDの可能性を示唆されている?夫をどうこういう前に、自分を見直してみなさい。的な?

私もADHD人と共に暮らすことで、意図的に時間に対する考え方だったり、無くしものへの心構えを変えている。でも、周りからしたら、その表面をみてADHDっぽいなんて見られてしまうのだろうか。それはいやだな。いや、別にADHDが悪いわけではないけど。


パパはADHDは個性だという。それには私も概ね同意。

数が多いだけの定型発達人の築いた社会に合わない人間は、発達障害とくくられる。


うちのパパは在宅でできる仕事(たまーに出ていくが)なので、先生からは、「毎日家にいて、それが居心地がいいので、治そうとしないと思うよ」と言われた。

(治る治らないではないが、少なくともミスを無くそうとすることはないの意)

「会社にいくような人たちだと、周りから言われるから、もっと積極的に治そうとするよ。」

だそうだ。

たしかにー!!!

昼すぎまで寝ててもいいし、汚部屋は妻が定期的に掃除。彼の繁雑なデスク周りは私はノータッチだが、それで誰にも文句を言われない。

夜中に酒を買いに出ていこうが、酒を飲んで吐こうが、妻にちくちくちくちく小言を言われ、慰謝料的なものを家計に引かれておしまい。(話し合って金をとっている)

腑に落ちた。


いくら妻が薬を飲んでも無駄ダナー。と思った。

先生も、「慣れるしかない、上手に付き合っていくしかないと思うよ。」

だそうだ。ごもっともすぎる。

そもそも、職場で適応障害を発症したことに端を発し、日常的なストレスから呼吸が苦しくなることを、もう3年か4年は放置してきて、なぜ今さら薬なのかと言えば、こんなに時間がたっても一向によくならない自分の心臓に危機感を覚えたのもそうだが、

根本的な理由は、二人目が欲しいからなのである。

前回、出産時に、相当息が苦しくて、呼吸もうまくできずに、ぎゃーすぎゃーすと夜通し叫んだ。

夜勤の若い看護師さんに、息が苦しいですと訴えても、赤ちゃんの方が苦しいからお母さん頑張ってと、軽くスルーされ、自分は多分無事にこの出産戦争を生き抜くことはできないと、絶望。延々と叫び続けた。笑

フーーーーッと長いこと息をはいていたら、酸欠になって死ぬ。

日常においても、呼吸が苦しい人は、まず肺の空気を全部出しきってから、息を吸うようにするといいと言われるが、普段からそれをやると、数回で酸欠になる始末。


出産直後にトイレで意識を失い倒れたので、やっぱり酸素はまわっていなかったのよー。出産には出血もたくさんするのでそれもあるだろうけど。

そんなことでは、次は死ぬかもしれないから、早くこの症状を何とかしようと、今お薬を貰いにせっせと心療内科に通っているわけだ。

ADHDパパと一緒にいるとしんどいこともあるけど、離れたくはないし、

...共依存的な、なんかやばいやつなんかな。

何が言いたい訳でもないが、思考がまとまらないので、とにかく思いの丈をありのまま記録しておくこととする。